遅ればせばながら「タイトーメモリーズ下巻」感想です。
上巻で散々叩かれたから、今回は「隠された5タイトルをオープンする条件」を書いた紙が入ってました。またその紙をめくると全出現コマンドが書かれています。いやー、隠した意味がまったくなくなっちゃいましたね。作った人、ホントご苦労様です…。私はせっかくなのでちゃんと出してみましたけど。というか「ちゃっくんぽっぷ」と「影の伝説」が最初から遊べたので不満はなかったです(ぉぃ)。
今回は特に移植度が気になるタイトルはありませんでした。例の2本を除いては。上巻と違って初プレイのゲームも多くてちょっと新鮮な感じ。以下は少しですがタイトルごとの感想。
■エレベーターアクション
サターン版「エレベーターアクションリターンズ」では一回「リターンズ」をクリアしないと遊べなかったので、すぐ遊べるのはいいなぁと思ってたら、これも隠しでした。ぎゃふん。サターン版で散々遊んでいるので、特に感想はないのですけど…。こうやってまとめて遊べるのはやっぱりいいですね。楽だし。
■フロントライン
ワイルドガンマンも同じですけど、やっぱりチャンネルスイッチを右アナログスティックで操作するようになってましたが…思ったよりやりにくい…。方向固定ができないから仕方ないかな。でも今フロントラインが遊べるゲームセンターって日本中探してもほとんどないと思うので、遊べること自体が嬉しい!慣れればアナログスティックでも結構いけるし!この調子でループレバー系のゲームいろいろ出ないかな。無理か。
■ちゃっくんぽっぷ
もうこれが遊びたくて遊びたくてたまらなかったです!以前の移植はファミコン版(と昔のパソコン用)しかなかっただけに、今回は奇跡の移植って感じ。でもこんな難しかったっけ…。2万点ボーナスとかどうやって取るのか忘れました(汗)。
■影の伝説
これも遊びたかったタイトル。絵も音もたぶん完璧。ファミコン版しかやったことない人はかなり違うのでビックリするんじゃないでしょうかね(あれはあれで頑張った移植でしたけど)。飛び回って手裏剣を投げまくるのはこのゲームならではの面白さだと思います。
■ニュージーランドストーリー
ゲームセンターではあまりやってなかったんですけど、メガドライブに移植されたのを買ってかなりやりこんでました。メガドラ版は全然違うマップだったので、オリジナルが遊べるのは嬉しいですね。「メガドラ版は激ムズ」とか言われてたけど、オリジナル版も十分難しいよ…。それとも私の腕が落ちてるのか。ぐへ。
■ラスタンサーガ2
数ある名作を押しのけて、なぜこのタイトルが収録されたのかわからない…。今やってもやっぱり面白くない。前作の「ラスタンサーガ」はあんなに面白いのに、全ての面白さがグレードダウンしてしまっている怪作。そういう意味では貴重なのかな…。
■レイメイズ
曲が素晴らしくカッコイイ、ドットイートタイプのゲーム。このゲームが出た頃はブロック崩しやインベーダーなどのオールドゲームをアレンジして出すのが流行っていたのですが、これはヘッドオンのアレンジ。いいゲームなのですが、難しい…。1コインクリアできるんでしょうか、これ(汗)。
■アラビアンマジック
出た当時は、セガからも「アラビアンファイト」という見た目激似のゲームがあったのと、両方速攻消えてしまったのでほとんどやらずじまい。でもなかなか面白い。ウリであるランプマジックが全然ストック増えなくて使える回数が少なすぎなのが残念。
■逆鱗弾
東亜プランの「BATSUGUN」によく似たシューティング。似ているとはいっても、キャラセレクト画面くらいであとは別物なのですが…。これも、これを入れるくらいならもっと他のを入れてくれればいいのに、ってゲームですね…。なんでこれが入ってるのか理解に苦しみます。
上巻に比べるとレトロ度の高い下巻。私はすごく楽しめてます。「フロントライン」「ちゃっくんぽっぷ」「影の伝説」の3本は、一日これで遊べるくらい楽しいので十分元は取ってますね~。まぁ不満もないことはないですが、上下巻ともよくやってくれました。できれば「中巻」でもう少し補完してほしいところですけどね。
他のメーカーもこれくらいやってくれませんかね。「ナムコミュージアム完全版」とか出たら絶対買うんですけどね。
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