発売日ネタも逃してしまったXBOX360。発売して2週間が経過しましたが、昨日書いたように絶好調のニンテンドーDSの影にかくれてひっそりと絶不調です。言葉は悪いですが、夢ばっかりでかくて足元見えずに転がりまくりです。
次世代機の一番手として登場したXBOX360ですが、一瞬で売り切れた北米や欧州とは違い日本での同時発売ソフトはたったの6本。そして発売延期がこれでもか!と続きました。
『DEAD OR ALIVE4』は12/10→12/17→12/29に延期。
『eM エンチャントアーム』は12/10→1/12に延期。
『フレームシティ』は2006年2月から2006年中へ延期。
『コール オブ デューティ2』は2/16→春予定に延期。
延期したタイトルはいずれも期待度の高いソフト。『コール オブ デューティ2』は北米では本体と同時の11/22に発売されていて大人気のタイトル。日本でも12/10に発売される予定もあったのですが…発売がなぜかコナミになって2月予定になって、結局さらに延期。なんだかな…。日本で一番売り上げに影響があると思われる『DEAD OR ALIVE4』は、直前で延期して、またさらに延期、という失態。質の高いソフトを作るのはもちろんですが、ユーザーに約束した日にきちんと出すというのもソフト会社の使命だと思うのですけどね…。あまり延期ばかりしてると信用(予約)も得られなくなると思うのですが。
さらに22日に発売された『レッスルキングダム』に「ハードディスクにセーブできなくなる」というバグがあったことが発覚して全回収に。こんなバグ、開発段階で見つからないわけないと思うのですけど…。開発現場も混乱していたのでしょうか…。
加えて、発売前に北米で報じられた不具合の数々は購入を迷っている人の足を引っ張ったでしょうし、発売後には「HD-DVD搭載XBOX360が来年春発売」といったニュース(誤報)も流れました。不具合はXBOXのときとは違い、丁寧に対応している(即交換とか)そうですし、「HD-DVD搭載機を発売する予定は今のところはない」という声明も出しましたが…。
まさに呪われてるといった感じの日本でのXBOX360の船出。「日本で売れなければ意味がない」と言っていたマイクロソフトはこの状況をどう見てるのでしょうかね…。あまりにも海外と温度差のある市場を見捨てたりは…しないですよね。そのために準備してきたのだろうし、それは今も続いてる努力なんだと思います。ハード発売後も矢継ぎ早に新作タイトルを発表しましたし…。ただこの発表が実を結ぶ頃にはPS3やレボリューションが登場していると思います。マイクロソフトはその対策をきちんと考えておかないと大変なことになると思うんですよね…。
個人的にはXBOX360は応援したいのですけどね。って、まだ買ってないけど。買った人の話とか聞いてるとすごく良さそうなハードなんですよね…。夢があるっていうか、将来…というか次世代を確かに感じます。それにXBOX Live ARCADEというサービスがあるのですけど、その中になんと『ガントレット』(4人同時プレイ・ネットワークプレイ対応)や『スマッシュTV』があるんですよ!やりたいやりたいー!
XBOX360の機能っていうのはハイディフィニッションゲームだけじゃないと思うんですよね。こういうLiveを使ったオールドゲームの遊べるサービスやXBOX互換ソフトの充実といった、今確実に出来ることをどんどん宣伝したりやっていくことも大事だと思います。特に互換ソフトは本当にどうにかして下さい…北米が200タイトル対応で、なんで日本は30タイトルしかないんですかね…とほほ。
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