『スーパーペーパーマリオ』初期感想。
こないだ買った『スーパーペーパーマリオ』を5時間ほど遊んだので、とりあえずの感想です。
いやこれめちゃめちゃ面白いですよ!実は買う前は完全なアクションゲームだと思っていたので、本当はアクションRPGってわかったときはちょっと落胆してました。レベルとかHPとかあるし、そういうの気にしないと遊べないのかなぁとか思って。でもやってるうちにそんなこと全然関係なくなってきました。RPGっぽい部分はそれほど気にしなくても遊べますし、なによりゲーム自体が本当に面白い。次の展開が気になって仕方ないです。
アクション面では、難易度が高いアクション、というよりは謎解きや仕掛けを解く工夫が面白い。一番のウリである次元ワザ(2D→3D変換)は非常に上手く使われていると思います。視覚的にもかなり面白くて、3Dにしてビックリ、みたいな場面が多いです。何もないところでもどうなっているのか気になって、ガンガン使ってしまいます。
それ以外にもフェアリンという特殊な能力を複数使えます。一見、先に進む道がないようなところでも3Dにすると道があったり、3Dにしてからさらに能力を使って…と、能力を組み合わせて進めていくのがすごく楽しいです。アクションで解くマリオではなく、アクション+謎解きのゼルダっぽいゲームという感じです。
Wiiリモコンは横持ちで、十字で移動、1ボタンでフェアリン、2ボタンでジャンプ。Aボタンで次元ワザの使用となっています。Wiiならではという操作はあまりありませんが、「調べる」という能力では、普段横持ちのリモコンを画面に向けて使用します。ポインタで調べたいものや場所を指してチェックする、というのが直感的でいいですね。敵を指すと倒し方の説明が出るのも親切。「なにこれ?」と思ったらとりあえず調べるという感じです。
他にも、+ボタンでステータス表示、-ボタンで操作のガイドが出ます。操作のガイドがいつでも確認できるのは何気に親切ですね。フェアリンの能力やキャラクターの切り替えはステータス画面から行いますが、これがちょっと面倒くさい…と思ったら、1ボタンと2ボタンの同時押しでショートカットメニューが出て切り替えられる、というのを今さっきガイドを見て知りました。これは便利(というか説明書読め)。
ストーリーはコメディタッチで、非常に面白いです。マリオは喋らないんであまり個性がないのですが、ちょっと抜けてるルイージや、クールなピーチ姫、何も考えてないクッパとか面白すぎます。敵である伯爵の仲間もお約束なキャラでいいですね~。
セリフはネタが多くて本当に笑えます。任天堂ネタはもちろん漫画やアニメなんかのネタが多いです。ミナミの帝王ネタになったときは笑い転げました。しかしこれネタが多すぎて全部わかる人いないんじゃないですかね~?私も全部分かってると思えないですし。でもこういったコメディが好きな人はかなり楽しめるんじゃないでしょうか。お約束な場面転換とか子供が喜びそうなネタとかもうたまらないです。久し振りに任天堂の黒い部分とかが見れたりして、いやー面白い、面白いよコレ。
ゲーム的にはロードの待ち時間もないのでストレスなく遊べて快適です。特徴的な絵も非常に綺麗で、特にフォントの読みやすさは素晴らしいです。アイテムを使った料理やカード集めといったやりこみ要素もあるのでかなり楽しめそう。あと何気にDSらしきモノが置いてあるのも気になる。連動とかあるんでしょうかね?←違った。お料理ナビでした(それもどうかと)。
少し残念なのはドットの巨大マリオがあまり意味がないこと。爽快感や面白さはあるので、それはそれでいいのかな。あとちょっと面倒なお使いイベントがあったりもするんですが、まぁそれは説明を兼ねた序盤だからかも知れません。全ての能力が揃う後半からが本番だと思いますし、これからどんなストーリーや謎解きがあるのかと思うと楽しみで仕方ありません。
ネタ満載のストーリーはある程度好き嫌いはありそうですが、Wiiを持ってて新しいゲームが遊びたいと思ってる人にはおすすめです。私も早く続きを遊ばないと…。
スーパーペーパーマリオ 任天堂 2007-04-19 by G-Tools |
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コメント
ミナミの帝王ネタってどういうものですか?
投稿: | 2015/12/25 10:22